基礎知識

【ステップ3】ポイ活で失敗しない『比較ツール』の使い方|どこ得・ポイント獲得ナビ完全ガイド

「楽天カードに申し込んだら8,000ポイントもらえた!」と喜んでいたら、友人は同じカードで13,000ポイントもらっていた……こんな経験をしたくないですよね。

実は、同じ案件でもポイントサイトによって5,000円以上の差が出ることは珍しくありません。この差を生むのが「比較ツールを使ったかどうか」という、たった1つの違いです。

この記事では、ポイ活初心者が必ず使うべき2つの無料比較ツール「どこ得」と「ポイント獲得ナビ」の使い方を、実際の画面操作を交えて徹底解説します。年間12万円の目標を確実に達成するために、まずは「損をしない申込方法」をマスターしましょう。


目次

  1. なぜ比較ツールが必要なのか?
  2. 「どこ得」で最高ポイントサイトを探す方法
  3. 「ポイント獲得ナビ」で申込タイミングを見極める
  4. 比較ツール活用の3つの鉄則
  5. 高ポイント案件が出るタイミング一覧
  6. よくある失敗と対策
  7. まとめ&次のステップ

1. なぜ比較ツールが必要なのか?

同じ案件なのに5,000円も差が出る現実

ポイ活で最も重要なのは「どのポイントサイトから申し込むか」という判断です。なぜなら、同じ案件でもポイントサイトによって獲得ポイントが大きく異なるからです。

実際の例を見てみましょう。

楽天カード発行の場合

  • ハピタス:13,000ポイント(13,000円相当)
  • モッピー:8,000ポイント(8,000円相当)
  • ポイントインカム:10,000ポイント(10,000円相当)
  • ちょびリッチ:7,000ポイント(3,500円相当)

差額:最大9,500円!

住信SBIネット銀行口座開設の場合

  • ハピタス:8,000ポイント(8,000円相当)
  • モッピー:3,000ポイント(3,000円相当)
  • ポイントインカム:5,500ポイント(5,500円相当)

差額:5,000円!

このように、同じ手間・同じ時間をかけて申し込んでも、選ぶサイトによって数千円〜1万円近く損をする可能性があるのです。

年間目標への影響を計算してみる

年間12万円を目標にポイ活に取り組む場合、主な案件構成はこうなります。

  • クレジットカード:3件(10,000円×3=30,000円)
  • 銀行口座:4件(5,000円×4=20,000円)
  • 証券口座:3件(4,000円×3=12,000円)
  • FX案件:2件(15,000円×2=30,000円)
  • その他小型案件:30,000円

合計:122,000円

もし比較せずに申し込んでしまうと、1件あたり平均3,000円の機会損失が発生します。

年間損失=3,000×12件=36,000円

これは年間目標の約30%に相当します。つまり、比較ツールを使わないだけで、本来15万円稼げるはずが11万円になってしまうのです。

【重要】比較ツールは完全無料で使える

安心してください。今回紹介する2つの比較ツールは完全無料で、会員登録も不要です。

  • どこ得:ポイントサイト横断検索(リアルタイムのポイント数を比較)
  • ポイント獲得ナビ:過去のポイント推移を可視化(申込タイミングを判断)

1件あたりたった3分の検索で、数千円〜1万円の差を回避できます。使わない理由はありませんよね。


2. 「どこ得」で最高ポイントサイトを探す方法

どこ得とは?

「どこ得(どことく)」は、複数のポイントサイトを横断検索して、今どのサイトが最も高いポイントを提供しているかを一発で調べられる無料ツールです。

URL: https://dokotoku.jp/

30以上のポイントサイトを一括検索できるため、手動で各サイトを確認する手間が不要になります。

基本的な検索方法(5ステップ)

実際の操作手順を見ていきましょう。

ステップ1:どこ得にアクセスする

ブラウザで「どこ得」と検索するか、直接 https://dokotoku.jp/ にアクセスします。

ステップ2:検索窓に案件名を入力する

トップページの検索窓に、調べたい案件名を入力します。

例:「楽天カード」「住信SBIネット銀行」「DMM FX」

【ポイント】案件名は正式名称で検索すると精度が上がります。略称や愛称では検索結果が出ないことがあります。

ステップ3:検索ボタンをクリック

入力後、検索ボタンを押すと数秒で結果が表示されます。

ステップ4:検索結果を確認する

画面には以下の情報が表示されます。

  • 現在ポイント数:各サイトの現時点でのポイント数(リアルタイム)
  • 過去最高ポイント:これまでに記録された最も高いポイント数(赤字で表示)
  • サイト別ポイント一覧:どのサイトが何ポイントか一目で分かる表

ステップ5:最高ポイントのサイトを選ぶ

一覧の中から最もポイントが高いサイトを選び、そのサイト経由で申し込みます。

検索結果の見方を詳しく解説

実際に「楽天カード」で検索した場合の結果例を見てみましょう。

検索結果例

ポイントサイト 現在ポイント 過去最高ポイント
ハピタス 13,000pt 15,000pt
モッピー 8,000pt 14,000pt
ポイントインカム 10,000pt 15,000pt
ちょびリッチ 7,000pt 12,000pt

この結果から分かることは以下の通りです。

①現在の最高ポイント:ハピタス13,000pt

今申し込むなら、ハピタスが最もお得です。

②過去最高ポイント:15,000pt(3ヶ月前)

過去には15,000ptまで上昇したことがあります。現在13,000ptは過去最高の約87%です。

③判断:申込OK

過去最高の80%以上なので、今申し込んでも大きな損はありません。100%を待つと機会を逃すリスクがあります。

実際の操作例:楽天カードで検証

ここで実際にどこ得を使った判断プロセスを見てみましょう。

【状況】 楽天カードを発行したい

【検索結果】

  • ハピタス:13,000pt
  • 過去最高:15,000pt(3ヶ月前に記録)
  • 差額:2,000pt(約13%の差)

【判断】

現在ポイント率=13,00015,000×100=86.7%

結論:今すぐハピタスから申し込んでOK

過去最高の86.7%なので、十分なタイミングです。15,000ptまで待つと、いつ来るか分からず、最悪の場合ポイント数が下がってしまう可能性もあります。

【注意】検索しても出てこない場合の対処法

どこ得で検索しても結果が出ない場合は、以下を試してください。

対処法1:正式名称で再検索

「楽天カード」ではなく「楽天カード(VISA)」のように、より詳細な名称で検索します。

対処法2:カテゴリから探す

どこ得のトップページにある「クレジットカード」「銀行口座」などのカテゴリから探します。

対処法3:各ポイントサイトで直接検索

どうしても見つからない場合は、記事02で紹介した4つの安全なポイントサイトにログインして、サイト内検索を使います。ハピタス、モッピー、ポイントインカム、ちょびリッチの順に検索すれば、5分以内に最高ポイントが見つかります。


3. 「ポイント獲得ナビ」で申込タイミングを見極める

ポイント獲得ナビとは?

「ポイント獲得ナビ」は、過去のポイント推移をグラフで可視化できる無料ツールです。

どこ得が「今どこが高いか」を教えてくれるのに対し、ポイント獲得ナビは「今申し込むべきか、待つべきか」の判断材料を提供してくれます。

過去のポイント推移グラフの読み方

ポイント獲得ナビでは、案件ごとに過去6ヶ月〜1年のポイント推移がグラフで表示されます。

グラフの見方

  • 縦軸:ポイント数
  • 横軸:時間軸(月単位)
  • グラフの波:キャンペーン時期の上昇を示す

グラフを見ると、以下のようなパターンが分かります。

パターン1:定期的に上昇するタイプ

3月、6月、9月、12月の四半期末に急上昇するクレジットカード案件などが該当します。

パターン2:不定期に上昇するタイプ

新商品リリース時やキャンペーン時に急上昇する銀行・証券口座案件などが該当します。

パターン3:横ばいタイプ

常に一定のポイント数で推移する案件。タイミングを気にせず申し込んでOKです。

申込タイミングの判断方法

グラフを見て、以下の3パターンで判断します。

①上昇トレンド(グラフが右肩上がり)

判断:少し待つ

ポイントが上昇中なので、もう少し待てばさらに高くなる可能性があります。ただし、過去最高に近づいたら申込のタイミングです。

②下降トレンド(グラフが右肩下がり)

判断:即申込

ポイントが下降中なので、今が最も高いタイミングです。待つとさらに下がる可能性が高いため、すぐに申し込みましょう。

③横ばい(グラフが平坦)

判断:過去最高の80%以上なら申込

変動がないため、タイミングを気にする必要はありません。現在のポイントが過去最高の80%以上なら申し込んで問題ありません。

季節要因・キャンペーン要因の見極め

ポイント推移には、季節やキャンペーンによる規則性があります。

クレジットカード案件

3月、6月、9月、12月の四半期末に急上昇します。これはカード会社が獲得目標を達成するため、ポイントサイトへの報酬を増やすからです。

狙い目:各四半期の最終週(特に月末3日間)

銀行口座案件

新商品リリース時や口座開設キャンペーン時(春・秋が多い)に上昇します。

狙い目:4月、10月

FX案件

ボーナス時期など、相場変動の少ない時期に高ポイントが出やすいです。

狙い目:6月、12月

【注意】待ちすぎは機会損失!

グラフを見て「もっと上がるかも…」と待ち続けるのは危険です。過去最高の80%以上なら申込OKというルールを守りましょう。100%を待っていると、以下のリスクがあります。

  • いつ来るか分からない
  • その間にポイントが下がってしまう
  • 初回限定案件の場合、期限が切れてしまう

ポイ活は「完璧なタイミング」を狙うのではなく、「十分なタイミング」で確実に稼ぐことが重要です。


4. 比較ツール活用の3つの鉄則

ここからは、比較ツールを使う上で絶対に守るべき3つのルールを解説します。

鉄則1:過去最高の80%以上なら申込OK

理由:100%のタイミングを待つと機会損失のリスクが高い

過去最高ポイントが15,000ptの案件で、現在12,000ptなら申し込んでOKです。

12,00015,000×100=80%

80%以上なら十分なタイミングです。残りの20%(3,000pt)を待つために数ヶ月待つのは、時間効率が悪すぎます。

具体例

楽天カードの過去最高が15,000pt、現在13,000ptの場合:

13,00015,000×100=86.7%

判断:今すぐ申込OK

NG例

過去最高15,000pt、現在8,000ptの場合:

8,00015,000×100=53.3%

判断:待つべき

まだ上昇の余地が大きいので、もう少し待ちましょう。

鉄則2:初回限定案件は低ポイントでも挑戦

理由:初回限定は1度しかチャンスがない

多くの案件には「初回のみ対象」という条件があります。一度申し込んだら、二度と同じ案件でポイントはもらえません。

具体例

PayPay銀行の口座開設案件で、現在4,000pt、過去最高7,000ptの場合:

4,0007,000×100=57.1%

通常なら「待つべき」と判断しますが、初回限定案件なので今すぐ申込むべきです。

理由:

  • 7,000ptがいつ来るか分からない
  • 最悪の場合、二度と7,000ptにならない可能性もある
  • 初回を逃すと永久に参加不可

4,000ptでも確実にもらえる方が、0ptよりはるかにマシです。

鉄則3:同一案件の複数サイト申込は絶対回避

理由:ポイント付与条件に「初回のみ」の記載があり、重複すると両方付与されない

これは初心者が最もやりがちな失敗です。

NG例

楽天カードをハピタスとモッピーの両方から申し込む

結果:どちらのサイトからもポイントが付与されない

理由:楽天カード側のシステムでは「同一人物が複数のルートから申込んでいる」と判断され、不正とみなされるためです。

【重要】1案件=1サイトのみ!

これを守るために、案件管理シートの活用が必須です。どの案件をどのサイトから申し込んだかを必ず記録しましょう。詳しい管理方法は、次の記事04「ポイ活専用環境の作り方」で解説します。


5. 高ポイント案件が出るタイミング一覧

ポイ活で効率よく稼ぐには、「いつ申し込むか」のタイミングが重要です。案件ごとに高ポイントが出やすい時期をまとめました。

クレジットカード案件

高ポイント時期:月末・四半期末(3月、6月、9月、12月)

理由:カード会社の獲得目標達成のため、ポイントサイトへの報酬を増やすから

具体的な狙い目:

  • 毎月25日〜末日
  • 四半期末の最終週(特に3月末、9月末)

ポイント上昇例:

  • 通常時:8,000pt
  • 四半期末:13,000pt〜15,000pt

差額:5,000円〜7,000円

銀行・証券口座案件

高ポイント時期:新商品リリース時期、口座開設キャンペーン時(春・秋)

理由:銀行・証券会社が新規顧客を獲得したいタイミングだから

具体的な狙い目:

  • 4月(新年度スタート)
  • 10月(下半期スタート)
  • 新サービスリリース時(年2〜3回)

ポイント上昇例:

  • 通常時:3,000pt
  • キャンペーン時:8,000pt

差額:5,000円

FX案件

高ポイント時期:相場変動の少ない時期(ボーナス時期など)

理由:取引リスクが低く、初心者でも安心して取引できるタイミングだから

具体的な狙い目:

  • 6月(夏のボーナス時期)
  • 12月(冬のボーナス時期)
  • 大型連休明け(相場が安定しやすい)

ポイント上昇例:

  • 通常時:12,000pt
  • ボーナス時期:18,000pt

差額:6,000円

【ポイント】年間スケジュールを記録しておく

これらの時期を案件管理シートに記録しておくと、計画的にポイ活を進められます。

年間スケジュール例

狙い目案件 理由
3月 クレジットカード 四半期末
4月 銀行・証券口座 新年度
6月 FX案件、クレジットカード ボーナス・四半期末
9月 クレジットカード 四半期末
10月 銀行・証券口座 下半期スタート
12月 FX案件、クレジットカード ボーナス・四半期末

このスケジュールを意識するだけで、年間数万円の差が出ます。


6. よくある失敗と対策

比較ツールを使う上で、初心者がやりがちな失敗例と対策をまとめました。

失敗1:比較せずに申込んでしまう

失敗例:ポイントサイトにログインして、そのまま案件を検索して申込む

損失:1件あたり3,000円〜5,000円の機会損失

対策: 必ずどこ得で検索してから申込む習慣をつけましょう。

習慣化のコツ:

  • スマホのホーム画面にどこ得のブックマークを追加
  • 申込前に「どこ得チェック済?」と自分に問いかける
  • 案件管理シートに「どこ得確認済」のチェック欄を作る

失敗2:過去最高を待ちすぎて機会損失

失敗例:過去最高15,000ptを待ち続けて、結局3ヶ月間申込めなかった

損失:3ヶ月間の機会損失(他の案件に取り組めたはず)

対策: 80%ルールを守りましょう。

過去最高の80%以上なら、今すぐ申込んでOKです。残りの20%を待つために数ヶ月待つのは非効率です。

判断基準:

  • 80%以上:即申込
  • 60%〜79%:1〜2週間様子を見る
  • 60%未満:待つべき

失敗3:複数サイトで同じ案件を申込む

失敗例:楽天カードをハピタスで申込んだ後、「モッピーの方が高かった!」と気づいてモッピーからも申込む

損失:両方のサイトからポイント付与されない(数万円の損失)

対策: 案件管理シートに記録し、重複チェックを徹底しましょう。

管理シートの必須項目:

  • 案件名
  • 申込日
  • 申込サイト
  • 獲得ポイント
  • ポイント付与予定日

詳しい管理方法は、次の記事04で詳しく解説します。


7. まとめ&次のステップ

この記事のポイントをおさらいしましょう。

比較ツールは必須

同一案件で5,000円以上の差が出るため、どこ得とポイント獲得ナビは必ず使いましょう。完全無料で、1件3分で最高ポイントが見つかります。

どこ得で「どこが高いか」を検索

案件名を入力するだけで、30以上のポイントサイトを横断検索できます。現在ポイントと過去最高ポイントを確認しましょう。

ポイント獲得ナビで「いつ申し込むか」を判断

過去のポイント推移グラフを見て、上昇トレンドなら待ち、下降トレンドなら即申込。横ばいなら過去最高の80%以上で申込OKです。

3つの鉄則を守る

  • 過去最高の80%以上なら申込OK
  • 初回限定案件は低ポイントでも挑戦
  • 1案件=1サイトのみ!重複申込は厳禁

高ポイント時期を狙う

クレジットカードは四半期末、銀行・証券は春・秋、FXはボーナス時期に高ポイントが出やすいです。

比較ツールを使えば、年間12万円(頑張れば18万円)の目標達成がぐっと近づきます。「損をしない申込」をマスターして、確実に稼いでいきましょう。

【次のステップ】実践環境を整える

比較ツールの使い方がわかったら、次はいよいよ実践準備に入ります。ポイ活で確実に稼ぐには、専用のGmailアドレス、銀行口座、案件管理シートが必須です。

記事04「【完全版】ポイ活専用環境の作り方|Gmail・銀行口座・管理シート設定」では、以下の内容を詳しく解説しています。

  • ポイ活専用Gmailの作り方とメリット
  • 振込手数料無料の銀行口座選び
  • 案件管理シートのテンプレートと使い方
  • ポイント付与漏れを防ぐ記録術

👉 次の記事:記事04「ポイ活専用環境の作り方」へ進む

【まだポイントサイトに登録していない方へ】

比較ツールを使いこなすには、まず安全なポイントサイトに登録する必要があります。記事02で紹介した4サイト(ハピタス、モッピー、ポイントインカム、ちょびリッチ)に登録しましょう。

まずはポイントインカムとハピタスの2サイトから始めるのがおすすめです。登録方法の詳細は記事06で解説していますが、今すぐ始めたい方は記事02のリンクから登録できます。


最後に

同じ案件で5,000円も差が出るなんて、知らなきゃ損ですよね。比較ツールは完全無料で、たった3分で使えます。この記事で紹介した「どこ得」と「ポイント獲得ナビ」を使えば、あなたも「賢いポイ活」ができるようになります。

次の記事では、実際に案件に申し込むための準備(専用Gmail、銀行口座、管理シート)を整えます。年間12万円の目標まで、あと一歩です。安心して、次のステップへ進んでください。